哲学者の存在意義

哲学者って必要なのかね?社会の役に立つかと問われたら最終的にNoとしか言えない気がする(倫理学者は別としてw)。

哲学者なんてものは幼い子供のようなもので、何にでも関心を持つのが習性らしい。最近は科学的知見をおもちゃにしていろいろと哲学するのが流行りのようだ。脳神経倫理学とか、実験哲学とか。この間読んだ実験哲学の本なんかは、抽象的な問いにおいては決定論の世界では行為者に道徳的責任が帰されないが、具体的な状況においては決定論の世界でも行為者に道徳的責任が帰せられると多くの人々は直観的に考えている(たとえば、決定論的な世界を想定する。「犯罪者は犯罪の責任があるか」といった抽象的な問いについては否定する人が多い。一方で、「S氏は○○年に行ったセクハラの責任があるか」といった具体的な問いについては肯定する人が多いみたいな)、なんて書いてあったけども。

だからどうした?、としか私には思えないのですよ(´・ω・`)