今井道夫『生命倫理学入門』

今井道夫(2005)『生命倫理学入門(第2版)』産業図書


生命倫理学をやる」と宣言していながら、あまりに無知なので生命倫理学の教科書的なものを読んでいくことにする。


これは生命倫理学の全くの初心者・初学者向きかな。基礎的な事項がサラーっと右から左に抜けt(ry
まぁ、教科書だし。ちょっとでもかじったことがある人にはやや物足りないのでは。


追記:一般的に学問っていうものは「対象」と「方法」で二分すると特徴が捉えやすい(とどこぞの某教授が言っていたのだ)が、これは「対象」に特化した本だろう。つまり、生命倫理学では安楽死・臓器移植・インフォームドコンセント等々のトピックを扱いますよって言うのは簡潔にまとまっている。でも、「方法」に関しては不十分。例えば、これこれの原則を適用しますよ〜とか、これこれの議論にはこういう反論がありますよ〜とか。そういった話は欠けている。